アクリル絵の具にジェッソは必要?使い方や塗り方のコツ

こんにちは!

こちらのページではジェッソについて解説していきたいと思います。

 

ジェッソというのは絵を描く前に支持体に塗る下地材のことです。

こんなやつ

 

「下地材」というとちょっとピンと来にくいと思いますが、

わかりやすく言うと化粧をする前のファンデーションみたいなものだと思います。

 

ファンデーション塗らないと化粧ノリが悪いーーみたいなやつ。

(化粧したことないけど多分そやろ)

 

要するに「ジェッソ塗らないと絵の具ノリが悪くなる」ってことです。

 

 

しかし、

果たして必ずジェッソは塗らないといけないものなのか。

 

どういう場合に塗った方が良かったり、塗らない方が良かったりするのか。

 

などなど、ニーズ別に分かりやすく解説したいと思います。


 

キャンバスにジェッソは必要?

 

まずはキャンバスに絵を描きたい方。

これが一番多いパターンだと思います。

 

キャンバスに絵を描きたい方は、ジェッソを必ず塗らないとダメ!ってことはありません。

 

一般的な話になりますが、市販のキャンバスだとあらかじめ薄くジェッソが塗られていることがほとんどです。

なのでそのまま描き始めても特に問題が起こることはありません。

(手作業でオリジナルのキャンバスを作っているような画材屋さんなどではジェッソを一切塗っていない状態のものも取り扱っている可能性がありますのでその辺は注意が必要です。)

 

もちろんキャンバスを買ってからさらに自分でジェッソを塗ったほうが絵の具の発色は良くなります。


ウッドパネルにジェッソは必要?

 

次にウッドパネル(木製の板など)に絵描きたい方。

必ずジェッソ塗りをしてください。

 

ウッドパネルなどは表面になんのコーティングもされてないですから、ジェッソで下地を作る必要があります。

 

ちなみにですが

木の板を支持体にしたい場合は、「シナベニヤ」 か「MDF」がオススメです。

 

シナベニヤ は反りが少なくヤニが出にくい木材で、支持体として使用するのに向いています。

大概の場合同じサイズのキャンバスより安く手に入ります。

 

MDFはいろんな木材を圧縮して作られている合板で、ホームセンターなどで普通に手に入ります。

こちらは滑らかな触り心地が特徴で、まあ見た感じいかにも絵を描くのに向いてそうだなという素材です。値段も安いです。

 

僕はウッドパネルをよく支持体に使用するのですが、ほとんどの場合はシナベニヤを使います。

シナベニヤ のウッドパネルは市販で手に入りやすいというのがいちばんの理由です。

 

MDFで作った描画用ウッドパネルは見たことないのですが、僕はホームセンターでMDFを買ってそれに絵を描いていた時期があります。とにかく安いです。

ホームセンターだと店員さんに頼んで好きなサイズにカットできたりするので、そこまで手間もかかりません。

 

話が大きく逸れてしまいましたが、とにかくウッドパネルを使用する場合は必ずジェッソを塗りましょう。


 

ペイントスニーカーやバッグにジェッソは必要?

 

次に、スニーカーやバッグ、洋服などに絵を描きたい方。

ジェッソを塗らない方が良いです。

ジェッソはひび割れやすいです。

なので服とかスニーカーのようにたわんだりシワになったりするようなものの上に塗るとすぐにひび割れて剥がれてしまいます。

 

なのでスニーカーや服などに絵を描きたい人はジェッソを塗らずに描いてください。

ジェッソを塗らずに綿布のバッグに描いています。

布用のアクリル絵の具もあったりしますのでそちらの使用をお勧めしますが、

スニーカーやバッグなんかだと普通は洗濯なんかもしないですし、

そういう意味では普通のアクリル絵の具でも問題ないと思います。

(僕も昔はペイントバッグやペイントスニーカーをよく作っていましたが不具合ありませんでした。)

 

ただしアクリルガッシュを使うのはやめておきましょう。

ガッシュも乾くとひび割れやすい質感になりますので向いていません。

洗濯するような洋服などには布用のアクリル絵の具を使用し、そのほかのものに関しては普通のアクリル絵の具で対応可能と覚えてもらえればいいかと思います。

 

そのほかの支持体にアクリル絵の具を使用したいという方はもうその時点で初心者の域を超えているような人だと思うので(笑)、このページでは割愛します。

 

 


 

ジェッソの塗り方

 

ジェッソはそのまま原液でも使用できますが、少し水で薄めた方がジェッソの伸びが良くなり綺麗に塗ることができます。

だいたい

ジェッソ:水 = 9:1     か、

水の割合を気持ち多めで8:2   くらい

にして混ぜながら塗るといい感じです。

 

ジェッソは割と乾くのが早いので、どんどん水分が抜けていきます。

なので僕は最初に水を一気に混ぜるのではなく定期的に水を混ぜながら塗っています。

個人的にはその方が微妙な水分加減の調整がしやすく綺麗に仕上げることができます。

 

次にジェッソを塗る回数ですが、

ジェッソを塗るときは2〜3回に分けて塗っていくとムラのない綺麗な仕上がりになります。

 

塗り方のコツがあって、

1回目は同じ方向に塗っていきます。

この時塗りを逆走したりしない方が良いです。同じ方向だけに塗っていきましょう。

 

1回目の塗りがちゃんと乾いてから2回目を塗っていきます。

乾く前に2回目を塗るとかなりムラができるのでやめときましょう。

 

2回目は1回目と垂直の方向に塗って行きます。

これも最後まで同じ方向に刷毛を動かします。

 

よほどの薄塗りでない限り2回目を塗り終わった時点でかなりジェッソ塗った感が出てきていると思います。

 

ムラが出てなくて、なおかつ割としっかりと塗れてるなーって感じでしたらここでジェッソ塗りを終わっても良いと思います。

ウッドパネルの場合はもう少しって感じだと思うので3回目にいきましょう。

 

3回目は2回目に塗った方向の垂直方向に再び塗っていきます。

「1回ごとに垂直に塗る方向変える」と覚えてもらったらいいですね。

 

ちなみに僕は3回塗っています。

3回塗るとかなり綺麗な表面になっていますので僕はこれ以上塗る必要を感じていません。

 

「塗りが不均一になってしまったああああ!!

 

など、そういうのを気にしてしまいそうな方は目の細かいサンドペーパー(紙やすり)で後から削って平らにすればなんの問題もありませんので神経質にならなくても大丈夫です。

 

ジェッソもいろいろ種類がありますのでお好みのものを見つけてみてください。

ちょっとだけ紹介します。


 

ホルベインから出ているジェッソです。

これ使いやすいのでとりあえずこれを使っていれば間違ないかなと思います。

 

こちらの商品は粒子の細かさが選択できます。

S・M・L・L L   がありますが、

こちらもとりあえずMを選んでおけば間違いないです。

 

Sは粒子が細かいのでさらっとした画面が作れます。

繊細な表現や細かい描き方がしたい場合はSを選べば良いと思います。

 

対してLは結構ザラザラしてます。Mと比べても全然ザラザラ感が違います。

なので絵の具が伸びにくくかすれやすいです。

力強い感じの表現がしたい場合は、LかL Lを選べば良いですね。

 

 


 

 

こういう元々色味のついたジェッソもあります。

わざわざ買わなくても白色のジェッソに絵の具を混ぜれば色付きの下地をつくることもできますが、

カラージェッソの方が色味のムラは出にくいです。

 

 

僕がいつも買っているお店でチェックできます。⬇︎⬇︎


【72時間限定★ポイント3倍アップ祭り! 9/26 17:00 〜 9/29 16:59】 ホルベイン カラージェッソ (色のついた地塗り材) 詰替用 300ml グリーン


 

 

 

 

胡粉ジェッソなど面白いものもあります。

 

これを塗ると絵の具はややマットな質感になり、にじみやすくなります。

にじみやぼかしを活かした作品を描くのに向いています。

 

 

 

 

 

アブソルバンも吸水性なので同じようににじみなどが作りやすいです。

アブソルバンの方が絵の具がよりマットな質感になると思います。

 


 

 

ということでジェッソの塗り方などを解説していきました。

絵を描く前段階の話ですが、下地選びが大事だということが伝われば幸いです。

 

それではまた!!

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